【骨董品・美術品】ホームページの買取価格は参考になる?|査定額が変わる理由を鑑定士が解説
東京・銀座で10年間、美術品鑑定士として従事し、現在は福岡を拠点に美術品・骨董品の査定・買取を行っております、丸奈アートの奈良岡です。
今回は、お客様から実際によくいただくご質問についてお話ししたいと思います。
「ホームページに掲載されている買取価格や買取実績は参考になるのでしょうか?」
というご質問です。
結論から申し上げると、参考にはなりますが、そのままご自身のお品物に当てはまるとは限りません。
美術品や骨董品の多くは一点ものだからです。
美術品の多くは同じ作品が存在しません
例えば有名画家の油絵を考えてみましょう。
同じような構図やモチーフの作品はあっても、まったく同じ作品は基本的に存在しません。
陶芸作品も同様です。
作家本人が制作した作品であれば、一点ごとに表情や出来栄えが異なります。
そのため、美術品の査定額は作品ごとに異なるのが一般的です。
査定額は状態によっても変わります
さらに、美術品の査定では保存状態も重要な評価ポイントになります。
絵画であれば、
・シミ
・日焼け
・ひび割れ
など。
陶磁器であれば、
・ヒビ
・欠け
・割れ
・共箱の有無
などが査定額に影響します。
同じ作家の作品であっても、状態によって評価額が変わることは珍しくありません。
参考価格は「目安」として考えるのがおすすめです
そのため、ホームページに掲載されている買取価格は、
「このような作品が、このくらいで評価されたことがある」
という目安として考えるのが良いと思います。
実際の査定額は、
・作品の内容
・サイズ
・保存状態
・付属品の有無
・現在の市場相場
などによって変わります。
例外として参考にしやすい作品もあります
一方で、版画作品などは同じ作品が複数制作されている場合があります。
例えば、
・草間彌生
・千住博
・熊谷守一
・絹谷幸二
などの版画作品は、比較的過去の取引事例を参考にしやすい分野です。
ただし、その場合でも状態や付属品によって評価額は変わります。
気になる場合はまず査定してみるのがおすすめです
美術品や骨董品は、一点ごとに評価が異なる世界です。
そのため、
「ホームページの価格と同じになるだろうか」
と悩むよりも、
まずは実際に見てもらうことが一番確実です。
写真だけで判断できる場合もありますし、実物を確認することで初めて分かる価値もあります。
福岡・九州で美術品・骨董品の査定をご検討の方へ
丸奈アートでは、古美術や骨董品だけでなく現代アートの査定にも対応しております。
・草間彌生
・奈良美智
・篠田桃紅
・岡本太郎
・アンディ ウォーホル
など幅広い作家作品を取り扱っております。
取扱い作家一覧
https://maruna-art.com/painterlist/
また、福岡県を中心に九州全域で査定・買取のご相談を承っております。
簡易査定は無料で行っております。
「価値があるか分からない」
「参考価格と同じくらいになるのか知りたい」
そのようなお品物がございましたら、お気軽にご相談ください。
「美術品との最高の出会いと別れを」
そのお手伝いができれば幸いです。
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