【なぜ私はやり続けるのか】美術品鑑定士という仕事|銀座から福岡へ
東京銀座で10年、美術品鑑定士として従事し、現在は福岡県内で美術商を営んでおります。
丸奈アートの奈良岡です。
今回は少し、私自身の話をさせていただきます。
美術の世界に入ったきっかけ
振り返れば、あっという間の10年でした。
ただ正直に申し上げると、私は最初から美術品が好きだったわけではありません。
銀座の画商に入ったのも、たまたまです。
知識もなく、青森出身でありながら青森の有名作家、棟方志功の名前すらしっかり認識していないような状態でした。
求人に応募したのも「何となく面白そう」という軽い気持ちでした。
面接も今思えばちぐはぐで、思い出すと恥ずかしくなるほどです。
それでもなぜか採用していただき、この世界に入ることになりました。
なぜ鑑定士を続けているのか
では、なぜ私はこの仕事を続けているのか。
それは、美術品の中に価値を見出すことが面白くて仕方がないからです。
お客様とお話をしながら、そのコレクションの背景に触れる。
想いに寄り添いながら、適正な評価を考える。
そして、
- お客様にとって納得のいく売却
- 私たちにとって適正な商売
- 次に受け継ぐ方にも価値が届く
このすべてが成立したとき、言葉にできないほどの充実感があります。
私はこの瞬間が好きで、この仕事を続けています。
美術品の売却にある「4つのD」
美術品のご処分には、よく「3つのD」が関わると言われています。
- Death(死)
- Divorce(離婚)
- Debt(借金)
そして私は、もう一つあると考えています。
- Departure(新しい出発)
美術品や骨董品の整理には前向きな気持ちだけではなく、どこか「切なさ」が伴います。
これまで多くのお客様と接する中で、その感情に何度も触れてきました。
私が大切にしていること
だからこそ私は、お客様のお気持ちに寄り添う査定を何より大切にしています。
鑑定士としてのモットーは
「お品物を大切に扱うこと」
商売人としてのモットーは
「三方良し」
そして丸奈アートとしては
「美術品との最高の出会いと別れを」
です。
最後に
丸奈アートは2026年3月にスタートしたばかりです。
まだ小さな存在ですが、日本一お客様に寄り添える美術商を目指しています。
美術品や骨董品のご売却や査定でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
査定だけのご相談も可能です。
お客様の状況に合わせて、丁寧にご説明いたします。
■関連記事|鑑定士としての原点
今回のお話が、現在の丸奈アートの考え方や姿勢につながっています。
よろしければ第二話もあわせてご覧ください。
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