【査定だけでもOK?】美術品の査定依頼で断られるケースとは|福岡の鑑定士が注意点を解説


■美術品の査定だけでも依頼していいのか?

東京銀座で10年、美術品鑑定士として従事し、現在は福岡県内で美術商を営んでおります。
丸奈アートの奈良岡です。

結論から申し上げると、美術品の査定は「査定だけ」でもご相談いただいて問題ありません。

実際に、「売るかどうか迷っている」「まずは価値を知りたい」というご相談は多く、
そうした段階でのご依頼は決して珍しいものではありません。


■断られるケースはあるのか?

一方で、すべてのケースで対応できるわけではなく、状況によってはお受けできない場合もあります。

例えば、以下のようなケースです。

出張査定で売却の意思が全くない場合
 出張査定は、移動時間や交通費などのコストがかかるため、売却の予定がない場合には対応が難しい
 ことがあります。

お取引の見込みがない調査目的のみのご依頼
 相場の確認のみを目的としたご依頼については内容によっては対応を控えさせていただく場合が
 あります。

提携のない同業者からの査定依頼
 業者間での査定については、通常のご相談とは性質が異なるため基本的にはお受けしておりません。
 ただし、継続的なお取引を前提とした場合には顧問契約などの形で査定やサポートを行っている
 ケースもあります。
 

これらは丸奈アートに限ったものではなく、多くの美術商・骨董商に共通する一般的な考え方でもあります。


■査定が無料となるケースについて

美術品の査定は一般的に無料で行われることが多いですが、これはご売却を前提とした査定の場合であることがほとんどです。

そのため、出張査定などで「売却の予定はないが価値だけ知りたい」という場合には対応が難しいケースもあります。


■調査目的でも対応可能なケース

一方で、すべての調査目的のご依頼をお断りしているわけではありません。

例えば、相続などに伴う資産評価として必要な場合には、「査定評価書(書類)」の作成という形で、有料にて対応が可能です。

このような正式な書類作成には、専門的な確認や責任が伴うため、通常の簡易査定(お電話、メール、LINEを使用した査定依頼)とは別の扱いとなります。


■なぜこのような違いがあるのか

美術品の査定には、目的によって大きく2つの種類があります。

・売却を前提とした査定(無料が一般的)
・書類作成・資産評価などの査定(有料対応)

この違いを理解していただくことで安心して適切な形でご相談いただくことができます。


■一般のお客様のご相談は基本的に問題ありません

ここでお伝えしたいのは、一般のお客様からのご相談は、基本的に気にせずご依頼いただいて構わないという点です。

・遺品整理で出てきた
・価値が分からない
・売るか迷っている

こういったご相談は、日常的に多くいただいております。

特に、電話・メール・LINEなどでの簡易的な査定は「まず価値を知りたい」という段階でも対応している業者が多いです。


■安心して相談するためのポイント

美術品の査定を依頼する際は、以下の点を意識すると安心です。

・売却するかどうかは未定でも問題ないか確認する
・出張査定を希望する場合は、対応可能か事前に確認する
・納得できなければ無理に売却しない

査定はあくまで判断材料の一つです。最終的に決めるのはお客様ご自身です。


■丸奈アートの査定について

丸奈アートでは、福岡を拠点に九州全域で美術品・骨董品の査定・買取を行っております。

無理にご売却をおすすめすることはありません。
まずは現在の価値を知ることからでも大丈夫です。

「売るかどうか迷っている」という段階でも、丁寧にご説明いたします。


■美術品の査定でお悩みの方へ

美術品の査定は、不安や迷いがあって当然のものです。
だからこそ、納得できる形で判断することが大切です。

福岡で美術品の査定をご検討の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

「美術品との最高の出会いと別れを」
そのお手伝いができれば幸いです。


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