【福岡・九州】お値段がつく浮世絵とお値段がつかない浮世絵のお話

東京・銀座で10年間、美術品鑑定士として従事し、現在は福岡を拠点に美術品・骨董品の査定・買取を行っております、丸奈アートの奈良岡です。

今回は、時々ご相談をいただく「浮世絵」についてのお話をしたいと思います。

「古い浮世絵が家にあるけれど価値が分からない」
「祖父母の家から出てきたが、本物なのか分からない」

そのようなご相談は実は少なくありません。

浮世絵は昔の“身近な印刷文化”でした

現在では美術品として扱われる浮世絵ですが、江戸時代当時は庶民でも手に取りやすい、とても身近な存在でした。

現代で例えるなら、

・ポスター
・雑誌のグラビア
・アイドル写真集

のような感覚に近かったとも言われています。

実際、浮世絵は大量に刷られて流通していたため、海外輸出時の陶器の包み紙として使われていたこともありました。

今で言えば、新聞紙のような扱いだったのかもしれません。

値段も、今で言えばウェストのごぼう天そばに卵トッピングくらい、富士そばで言えば肉富士そばくらいの値段ではないでしょうか。

お値段がつく浮世絵と、お値段がつきにくい浮世絵の違い

結論から申し上げると、

江戸時代に刷られたオリジナルの浮世絵版画は、作品や状態によって数千円から数千万円の評価になる場合があります。

一方で、

・近現代に作られた浮世絵の印刷作品集
・カラー印刷による複製品
・観賞用の出版物

などは、立派な箱に入っていても、査定額がほとんどつかないケースが多くあります。

ここで大切なのは、

「版画」なのか
「単なる印刷物」なのか

という違いです。

復刻木版画は評価がつく場合もあります

ただし、近現代の作品でも、

・木版で摺られた復刻版
・限定制作された版画作品

であれば、評価につながる場合があります。

特に、

・保存状態
・摺りの質
・制作年代
・出版社

などによって評価は変わります。

そのため、

「古くないから価値がない」
「印刷っぽいから駄目」

と自己判断してしまうのは少し勿体ない場合もあります。

「こんなことを聞いてもいいのかな?」と思わないでください

今回ご相談くださったお客様も、

「こんな物のことを聞いていいのか分からなくて……」

と少し遠慮気味にお話ししてくださいましたが、そのように感じる必要はまったくありません。

浮世絵は専門性が高く、知識のない方が判断するのは難しい内容です。

だからこそ、私たち美術商・鑑定士が存在しています。

価値があるものもそうでないものも丁寧に確認し、分かりやすくご説明することを大切にしております。

福岡・九州で浮世絵・骨董品の査定をご検討の方へ

丸奈アートでは、福岡を拠点に九州全域で美術品・骨董品の査定・買取を承っております。

・査定無料
・出張費無料
・1点から対応可能

LINE・メールでのお写真査定にも対応しております。

浮世絵のほかにも、

・掛軸
・絵画
・茶道具
・陶器
・武具

など幅広く取り扱っております。

「これに価値はあるのだろうか?」

そう感じた時が、ご相談のタイミングです。

どうぞお気軽にご相談ください。

「美術品との最高の出会いと別れを」

そのお手伝いができれば幸いです。

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