【福岡・九州】こんなご質問をいただきました|絵画の号数と評価額の関係
東京・銀座で10年間、美術品鑑定士として従事し、現在は福岡を拠点に美術品・骨董品の査定・買取を行っております、丸奈アートの奈良岡です。
今回は、お客様から実際によくいただくご質問のひとつ、
「美術年鑑に書かれている号単価は、そのまま買取価格になるのですか?」
という内容について、分かりやすくお話ししたいと思います。
美術年鑑に書かれている「号単価」とは?
美術愛好家の方のご自宅へ伺うと、『美術年鑑』という書籍を本棚で見かけることがあります。
この『美術年鑑』には、日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書など、多くの作家名が掲載されています。
その中で絵画作家については、
「1号あたり○万円」
という形で号単価が掲載されていることがあります。
例えば、
「1号10万円」
と書かれていた場合、
10号作品なら100万円
という計算になります。
そのため、
「自分の絵は100万円で売れるのでは?」
と思われる方も少なくありません。
号単価=買取価格ではありません
ただ、ここで非常に重要なのが、
美術年鑑の号単価は、あくまで参考目安である
という点です。
実際に先日も、お電話でご相談いただいたお客様が、
「持っている絵が100万円くらいになるのではないかと思って…」
とご相談くださいました。
ですが、美術商が実際に買取査定を行う際に、美術年鑑の号単価をそのまま基準にすることは、ほとんどありません。
これは私ども丸奈アートに限らず、多くの美術商に共通する考え方です。
実際の査定では何を見ているのか
美術品の査定では、単純なサイズ計算ではなく、
・現在の市場需要
・作家の人気や流通状況
・作品の絵柄や出来栄え
・保存状態
・付属品の有無
・近年の取引相場
などを総合的に確認して評価額を決定します。
つまり、
「有名作家だから高い」
「サイズが大きいから高い」
と単純には決まらない世界でもあります。
一方で、号単価以上の高評価につながる作品も存在します。
そのため、美術年鑑の数字だけで判断するのではなく、現在の市場相場を踏まえた査定が重要になります。
「価値が分からない」という段階でも大丈夫です
美術品は、価値判断が難しい分野です。
・本当に価値があるのか分からない
・美術年鑑を見ても判断できない
・売るべきか迷っている
このようなご相談は、実際に非常に多くいただいております。
丸奈アートでは、お客様のお気持ちに寄り添いながら、分かりやすいご説明を心がけています。
無理にご売却をおすすめすることもありません。
まずは、
「今どのくらいの価値なのか」
をお調べしたいということでも構いません。
福岡・九州で絵画査定をご検討の方へ
丸奈アートでは、福岡を拠点に九州全域で美術品・骨董品の査定・買取を行っております。
絵画・掛軸・茶道具・陶器など、幅広くご相談を承っております。
査定無料・出張費無料にて対応しておりますので、
「これはどうなんだろう?」
と思われた際は、お気軽にご相談ください。
「美術品との最高の出会いと別れを」
そのお手伝いができれば幸いです。
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